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aprikos+lövverk

UDON!!!

あのシルバーウィークのお話ですが。

どこか遠くに行ってみようか、の主人の提案に満面の笑みで乗っかって、
香川県にうどんを食べに行きました。

どこか子供たちも遊べるところを。まずはそこから調べていくと、
うどんとニューレオマワールドの旅になりました。

うどん屋さんは、ネットで調べておいて、あとは行ってのお楽しみに。


10時に目的のうどん屋さんに到着。すでに長蛇の列。立ち食い状態のお客さん。
そうよそうよ、これこれ。
UDON!!!_a0126095_035813.jpgがもうさん。
お店に入った瞬間、神聖な場所のような緊張感があって。
注文までは、なんとかできました。
でも、てんぷらやおだしを入れて、外に出たとき、へっ?
なんで温泉たまごいれてるんやろう。
あっ、おあげさん忘れた。
主人のうどんにいたっては、釜たま的なものをいれたつもりなのに、どうも足りなかったようで、熱いおだしを足しに行ったり。結局ぬるいやん!ってうどんに。
そして何より、周りをみて恥ずかしくなりました。
特大や大を頼んでるの、私たちだけです。
完全に、わかってないなぁ~感が漂ってるような気がして、一気に食べてしまいました。
そう、まわりの人は、何軒もはしごをする人たちのようで。
いいんだいいんだ、私たちはこれから遊びに行くから腹ごしらえなのだ。
なんて、顔もできず。完全にうどんの国にのみこまれました。
肝心の味は、とにもかくにもおいしい。

ニューレオマワールドは、ニューらしくもなく。
すでにさびれたかんじがあちらこちらに見え隠れしつつ、
こどもたちには、ちょうどいい遊ぶものが満載。
UDON!!!_a0126095_0502371.jpgレゴでできたたんす。
とか
りかちゃんハウス
とか
シルバニアファミリー
とか。
ひっさびさに入ったマジックハウスに、本気で怖がったり、メリーゴーランドは絶対乗りたかったり。
こどもたちと一緒に大満喫したのでした。

さぁ、帰ろうって予定だったのですが、やっぱりもう一軒すすっとこうってことになって、急きょ調べたうどん屋さんへ。
昭和の雰囲気のそのお店は、テレビでみる香川のうどん屋さん、とは、ちょっと違っていただけに、うどんをすするまでは、半信半疑の私でした。
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近くに座った、小学生の男の子がしょうがをすり出し、私たちもふむふむと真似をして。
いよいよとやってきたのは、たらいうどん。
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これが、もうおいしくておいしくて。
今でも、味をしっかり覚えています。
これ以上ないシンプルなうどんなんです。あたたかい少し濃いめのだしに、すったしょうが、おねぎ、すりごまをいれて、ゆであがったままのうどんをいただく。

また食べたくなってきた。

ほんとにとにかくなんかとってもやみつきになるんです。

一緒にたのんだおでんが、これまたおいしくて、おだしで煮た具に特製のお味噌をつけて食べる。
このお味噌が。あぁ、食べたい。

いいものに出会うって、なんでこんなに満たされた気持ちになるんでしょう。

もう少し足をのばそうか、という主人の言葉に喜んで乗っかって、高松方面へ。
それならばと、姉に聞いていたお店に行ってみることになりまして。
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港の近くの倉庫を改造して、いくつかのお店が入ったその場所は、もうすっかり夜になった中にポワンと光る照明のせいなのか、とても異空間にいるようで。
今も、思い出すととってもフシギなかんじです。
遠い日に行った外国のような。
そこにいたはずなのに、思い出もあるのに、遠すぎてそれは夢だったかのような感覚になる。
そんなかんじです。

もう、すっかり時間も過ぎて、帰宅予定は真夜中になるな、と言いつつ帰路につきました。

瀬戸大橋も鳴門大橋も明石海峡も。
行きと帰りの楽しかったこと。
瀬戸大橋が開橋されたとき、家族で行ったことを思い出しました。
大橋の上で、父の茶化した一言、私がやらかしたできごと。
思い出して、むふふとなりました。

大人になったなぁ。
だって、今は私が同じ場所で、子供たちに茶化しているのだから。
by hyongozozoz | 2009-11-05 01:40 | いい処